2025年公開の映画『ベスト・キッド レジェンズ』で主役に抜擢され、一気に注目を浴びた俳優 ベン・ウォン(Ben Wang)。
「誰この子?」「これから売れそう!」と思った人も多いはず。この記事では、彼のこれまでと今後をサクッとまとめてみました。
出身・生い立ち
ベン・ウォン(本名:王璞存 / Wang Pucun)は、2000年1月1日、 中国・北京生まれ。
彼が4歳の時に両親が離婚し、6歳の時に母親と共にアメリカに移住。ミネソタ州ノースフィールドで育ち、2016年にノースフィールド高校を卒業。その後、ニューヨーク大学でミュージカルシアターを専攻しました。
俳優としてのキャリアの始まり
- 2021年:テレビドラマ『MacGyver』で俳優デビュー。
- 2023年:Disney+のテレビドラマ『American Born Chinese』で主役 ジン・ワン(Jin Wang)役を務め、ミシェルヨーとも共演し、注目を集める。さらに映画『Chang Can Dunk』にも出演。
- 2024年:ミュージカル映画「Mean Girls」に出演。映画『Karate Kid: Legends(ベスト・キッド レジェンズ)』の主演に抜擢され、ジャックーチェンやラルフマッテオと堂々と肩を並べる。
どうやって『ベスト・キッド レジェンズ』の主役に?
世界中から1万人以上が応募したオーディションの中から役を勝ち取りました。
一番最初のオーディションでは、中国の田舎の州の学校で働く母に訪ねているときに、「武道をやっている動画が見たいらしい」と(恐らくアメリカのエージェント?)からメールが入ったようです。
そこで、母の働く学校の体育館で武道の動画を撮影し、提出したそうです。
監督のジョナサン・エントウィッスルは、あるインタビューで、こう語っています。
「中国語が話せて、武道ができて、さらに素晴らしい俳優を探すのはとても難しかった。一個や二個当てはまる人は沢山いたが、三つ揃っている人はほとんどいなかった。ベンのテープを見て、『見つけた!最高だ!』となった。」
ベンはさまざまな武道をどれも少しずつ程度やっていましたが、ほとんどは小学生の時に放課後にやっていたテコンドー。素晴らしい先生もいて、楽しかったけど、正直このような映画で使えるレベルではなかったそうです。
ベン曰く、「映画で見られる武道は、素晴らしいスタントコーディネーター/スタントチームと取り組んだもの。撮影の約1ヶ月半前から『週5日は彼らとのトレーニング、休日は個人練習」』をしていたため、ノンストップでずっとトレーニングをしていた」そうです。
ギャラについて(推定)
FandomWireの記事によると、『ベスト・キッド レジェンズ』でのベン・ウォンの出演料は 約15万ドル(日本円で約2,200万円前後)とされています。
大作の主演にしては控えめな額ですが、これからキャリアを積み重ねていくなかで、出演料が大きく跳ね上がっていくでしょう。
ちなみに今作共演のジャッキーチェンのギャランティは推定1500万ドル(日本円で約22億円)、ラルフマッテオのギャランティは推定200万ドル(日本円で約2億9千万円)の模様です。
今後の出演予定
すでに次の作品も決まっています👇
- The Long Walk (2025年9月12日公開予定)
- スティーブン・キング原作のスリラー映画。ベン・ウォンはハンク・オルソン役を演じます。
- The Hunger Games: Sunrise on the Reaping (2026年11月20日公開予定)
- 『ハンガー・ゲーム』の前日譚映画。ベン・ウォンはディストリクト12のトリビュート・ワイアット・キャロウ役。
いずれも国際的に注目度の高い作品であり、ここからさらに世界的な知名度を広げていくことになりそうです。
彼のこれからの活躍も楽しみにしつつ、
未見の方は是非「ベストキッド レジェンズ」、劇場でご覧になってはいかがでしょうか!✨
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